大震災にあたり  2011年4月1日 08:44

3月11日の巨大地震は大津波や原発危機を伴い、未曾有の災難になりました。
とても悲しく辛いことです。
お亡くなられた多くの方々に衷心よりご冥福をお祈り申し上げます。
被災されました皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
そして一刻も早い安全の確保と復興をお祈り申し上げます。

大乗仏教では「自利(自らを利すること)」と「利他(他者を利すること)」の両面を兼ね備えることを理想としますが、特に利他の実践(利他行)を重視します。

日頃私たちは快適で何不自由ない生活を送っていますと、不幸や苦しみといったものへの感受性が乏しくなり、とかく自利ばかりの自己中心になりがちです。
しかし、このたびのような大自然の猛威に対する人間の弱さに直面しますと、自分を犠牲にしてでも他の人々の力になろうとする優しく暖かな利他の気持ちが出てくることは、とても尊いことと思います。

当院としてできることは限られますが、義捐金、支援物資、節電、ご回向等を実施しております。

被災地以外の地域でも、不安やストレスにより精神的に不安定になられている方が多いようです。
皆さまにはこういう時こそお寺に足をお運びいただき、義捐金の募金や、犠牲者や被災者に心を寄せる「祈り」の合掌をしていただければ有り難く存じます。
利他行は、私たちの心を安寧にする自利行にもなると考えます。

                          南無阿弥陀仏

お見舞い  2011年3月17日 14:01

東北地方太平洋沖地震で犠牲になられた方々に、謹んで哀悼の意を表します。
また、被災されました皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
そして、今なお被災地で援助を待っておられる皆さま、各地で避難されているすべての皆さまの安全をお祈り申し上げます。

このたびの大震災をうけ、総本山知恩院及び大本山増上寺は、4月上旬に予定していました大遠忌法要を延期することにしました。
これに伴い、当院主催の団体参拝も中止いたします。

1日も早い復旧を心からお祈り申し上げております。

                         合掌

宗祖法然上人800年大遠忌ご正当の年にあたり  2011年3月1日 17:12

平成23年1月25日は、浄土宗を開かれた法然上人の800回忌です。
法然上人のご命日法要を「御忌(ぎょき)」と申しますが、浄土宗では50年ごとの御忌を特に「大遠忌(だいおんき)」と称して、盛大かつ厳かにお勤めいたします。
総本山知恩院や大本山増上寺などの浄土宗の多くの寺院では、暖かな春を待って報恩謝徳の法要を執り行ないます。

誰しもが等しく救われる道を求めて修行された法然上人は、遂に43歳の時、専らに念仏を称えるならば一人残らず極楽へ往生させていただき、いずれは仏に成ることができるという「専修念仏(せんじゅねんぶつ)」の教えをおたてになりました。
法然上人の教えはあくまでも「ただ一向に念仏すべし」であり、また「お念仏の声がするところはすべてが私の遺跡(ゆいせき)である」とご遺言なされています。
宗祖法然上人800年大遠忌にあたり、極楽往生と一人ひとりの幸せを願って一心にお念仏を申すことが、そのまま法然上人への最上の報恩謝徳になると信じます。
皆さまとご一緒に、お念仏を少しでも多くお称えできれば有り難いと考える次第でございます。

                            合掌

謹賀新年  2011年1月2日 15:19

あけましておめでとうございます。

今年は浄土宗宗祖法然上人八百年大遠忌(八百回忌)の記念すべき年です。
一人でも多くの方々が、お念仏を通して御仏とのご縁を結び深めていただき、幸せに暮らせますよう念じております。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。     至心合掌

別時念仏会<べつじねんぶつえ>について  2010年12月5日 16:21

別時念仏会とは、場所と日時を定めて修するお念仏(南無阿弥陀仏)中心の法要です。

法然上人は一日に六万遍も七万遍もお念仏をお称えされたそうです。
生活の中にお念仏があったのではなく、お念仏の中に生活があったのです。
しかし私にはとても難しいことです。
一日に一万遍のお念仏を称えたことなどほとんどありません。

お念仏には、①尋常(平生)…日常的、②臨終…亡くなる時、③別時、の三種類があります。
尋常のお念仏が一番大切です。
でも、それが十分に至らない怠惰な生活を反省し、せめて3カ月に一度はご一緒に集中的にお念仏をお称えするのがこの別時念仏会です。

浄土宗のお寺では結構開催されています。
特に来年1月25日は宗祖法然上人の八百回忌(800年大遠忌)のご正当ですので、お念仏をお称えして報恩としたいと思います。

だいたい1200回くらいお称えします。
大事なことは、声を出して、心を込めてお称えすることです。
途中で余計なことを考えてしまうこともありますが、仕方ありません。
細かいことは気にせず、ありのままの自分で、ひたすらお称えしましょう。
何かが変わるかもしれません。

                   合掌

7月17日 盂蘭盆会と写経会を終えて  2010年7月18日 17:17

昨7月17日(土)、盂蘭盆会と写経会を開催いたしました。

墓地のない寺院にもかかわらず、盂蘭盆会には毎年多くの皆さまにご参列いただき、誠に有り難く存じます。
「お盆」が多くの方々の心に定着した仏事であることを再認識した次第です。

盂蘭盆会に参列された方々のうち、引き続き写経会にも参加された方は約4割。
両会ともほぼ同人数でしたので、約6割の方々が入れ替わったことになります。
目的や趣旨にあわせてのご参加も当院の特徴かと存じます。

3月末に開設した当ホームページをご覧になって写経会に参加いただいた方が、2カ月連続でいらっしゃいました。
また、5月の新聞折込広告によるご参加の方々もだいぶ慣れてこられたようです。
無理のない範囲で継続していただければ有り難く存じます。

例年8月は猛暑で、且つ東京にご不在の方も多いと思われますので、諸行事はお休みします。
気候も良くなるであろう9月の行事へのご参加をお待ちしております。

                                                                                                        合掌

5月の写経会を終えて  2010年5月16日 15:24

2010.5.15-003

5月15日(土)に写経会を開催いたしました。
今回は5月5日の朝刊に折込広告を出しましたので、新しいお客様が10名ご来院くださり、新鮮な雰囲気でした。
生まれて初めて写経をされる方、小学校以来何十年ぶりに筆を持つ方など、さぞお疲れになったことでしょう。
でも皆さま、すっきりとした笑顔でお帰りになりました。
心身の健康のためにも、長く続けていただくことをお勧めいたします。

花まつり  2010年4月9日 10:23

2010.4.8-011ブログ用写真昨日(4月8日)は「花まつり(灌仏会)」でした。
今年も正門で、道行く人びとにお釈迦さまのお像に甘茶をかけていただきました。
宗派を超えてご一緒にお釈迦さまのお誕生日をお祝いできることは、とても有り難いことです。

花御堂の飾りつけもきれいに整い、午前10時には開始できました。
今年はお天気にも恵まれ、例年以上に盛況でした。
この日だけは本堂正面の扉を開放し、直接入堂いただけるようにしております。
今年もご近所のいろいろな方とお話しすることができました。
多くの方が「ご縁」という言葉をおっしゃっていました。
5時間余りでしたが、「花まつり」という機会に寺と住職をご覧いただき、お互いに親近感を得ることができる「ご縁」を強く感じることができました。

年に一度、寺の側から道行く人びとに声をかけ、触れ合うことのできる「花まつり」を今後も大切にしてまいりたいと思います。

ホームページ開設のご挨拶  2010年3月31日 13:53

当院のホームページをご覧くださり、誠にありがとうございます。

私が26年間勤務した会社を退職したのが平成12年3月31日。
当院の専従になってちょうど10年目の本日平成22年3月31日、ホームページを開設することができました。

大学に通って勉強をやり直すことから始め、最近は住職の仕事も落ち着いてまいりました。
そこで、当院をより広く知っていただくため、念願のホームページを立ち上げた次第です。

当院は、皆さまがイメージするような「古くて立派な」お寺ではありません。
開創以来30年足らずの「新しくて小さな」お寺です。お墓もありません。
檀家制度にとらわれない、明るく開かれた寺院を目指してきました。
そしてお念仏を中心として、仏さまの教えを皆さまに広めるための布教寺院でありたいと考えております。

多少でも当院の活動にご理解をいただき、興味を持たれた方はお気軽にご来院ください。
(不在のこともありますので、事前にお電話をいただければ助かります。)

最後に、このホームページ作成に多大なるご尽力をいただきました、株式会社シーズ 代表取締役 川島一通師に心より御礼申し上げます。  

 住職 信譽浩道 合掌